いっちょかみ
我が家にパピヨンがやって来て半年が過ぎた。
(※写真は今年1月のものです。今はもっとパピヨンっぽい)
とにかくかわいい。いとおしい。あいくるしい。もう溺愛である。
最初は「目がちっちゃくて耳がたれててヨーダみたいだ」と思っていたのに、今やそのヨーダ具合すらいとおしい。耳もたってきたし、だんだん目も大きくなってきた気がする。気のせいかもしれない。
なんしか彼女のふわふわでまっしろな毛を見ているだけで我々は幸せなのである。
ところで室内犬というのはこんなにも「いっちょかみ」なのか、と思う。
人がモノを食べるときはもちろんいっちょかんでくる。
それ以外にも新聞を読み始めると新聞の上にのり、
携帯をさわるといっしょに携帯をのぞき、
読書をすると本を舐め、
メモをとってるとペンをかじり、
トイレに一緒に入りたがり、
化粧をし出すと化粧品のフタを取り、
佐伯チズ式ローションパックをしてると鏡を倒す、といった具合だ。
金魚鉢の水を飲もうとしたこともある。
なんにしても目が離せない。
いつか金魚食べるんじゃないか。気が気でない。
最近夜な夜なケージから脱走するので
「はは~ん、得意のジャンプでケージを飛び越えてるんやな(パピヨンは運動神経がいいらしいです)」と思ってたけど違った。
ロッククライミングの要領でコツコツとケージをのぼっていた。
現場を見てしまった。
パピヨンって努力家なんやな。
いつかもうちょっと大人になって、佐伯チズ式ローションパックをしててもおとなしくしといてくれる日がくるだろうか。我々の想いとはうらはらに、日に日にやんちゃくれになってるような気がするのだが。
なんにしてもいちばん迷惑なのは金魚である。
by asano_ha
| 2011-06-24 21:11