編み物はじめました
「編み物?おぅ得意得意!」
って思っていたのがとんだ思い上がりだったことに気付いた25歳冬。
かぎ針はともかくとして
棒針はたぶん10年ぶりくらいににぎった。
まず裏目が編めない。
本の言ってる意味がわからない。
こんな本の絵の通りに糸ひろうなんてムリじゃない?
こう糸ひろったら、こう糸もってくるなんてムリじゃない?
人間の関節的にムリじゃない?
編んでるうちに自分の腕からまったりしない?
編んでるうちに自分の両腕が作る輪を全身通り抜けて
いつの間にか元通りになってたりしない?
編んでるうちにそりかえって足でお箸持って
ご飯食べられるくらいの軟体になってたりしない?
それならいっそなりたいけども。
そして編み図の見方もわからない。
これは「編み図の通りに」編んだらいいの?
いやいやこれは罠かもしれぬ
編み図の裏をかいて編むべきなのかもしれぬ
実際本には編み図の裏をかいて編めと書いてある
しかし母は「編み図通りに編んでもなんとかなるんちゃうか」
「間違っててもマフラーやったら首に巻いたらわからんわ」とか
すごい適当かつ的を射たアドバイスを私によこす。
「裏目」の「裏」は「表目」だから、でも二段目は「裏」が「裏目」になるようにしなあかんのか…とか考えたら鼻血が出そうになる。
あと「編み物得意」と思いこんでいたわりに
「マフラー以外編んだことない」ということにも気付いた25歳冬。
こうなったら何で得意と思いこんだのかが謎である。
by asano_ha
| 2010-11-17 19:30