長女のオムツが外れて1年以上たった。
おしっこがトイレで完璧にできるようになり
うんちがトイレで完璧にできるようになり
夜寝ている間におしっこすることがなくなり
さぁこれで完全にオムツが外れた!グッバイオムツ!
と喜んでいたのが今年の3月くらい。
このとき長女4才3ヶ月。
しかしこのひと月後、彼女は寝るときだけオムツをはくことになった。
なぜなら週3でおねしょするようになったから。
カムバックオムツ。オムツアゲイン。
(このときの私の葛藤ったらなかった。パンツで寝られるようになったのに、またオムツを履かなければならないことによって長女の自尊心が傷つくのでは?オムツを履くことによって退行してしまうのでは?などなど)
それから早7ヶ月。
現在4才10ヶ月。
一向に減らないおねしょの回数。
なんだったら回数増えてる。
打率6割くらいになってる。
寝起きのオムツ、2才の次女よりどっしり重たいときある。
これって、いわゆる夜尿症?
このままやったら夜尿症になるよな?
それやったらそれで打つ手があるからいいか?
もしくは、長女は小柄で3才くらいの子と体格かわらんから、その分膀胱もちっちゃいから、おしっこ溜められへんだけ?
はたまた、早く寝かせ過ぎ?
年長になってからのお泊まり保育で切ない思いをするが大丈夫か?
「起きたらオムツがぬれている」ことにたいしても、本人はあまり気にしていない様子。
おねしょしないように「寝る前にトイレいく」とか「寝る前はお茶を飲み過ぎないようにする」などの努力をするわけでもなく。
わたしが、説明したり、放っておいたり、脅したり、「おねしょしなかったらシールをはってね☆」というご褒美制度を設けても、我関せずといった態度。
モヤモヤ。
長女のおねしょが私の悩みの種であった。
それが10日ほど前のある日の、ある朝。
「おかあさん、まちがってパンツで寝ちゃった」
と言ってきた長女。
見るとしっかりパンツを履いてる長女。
しかも、おねしょしていない、乾いたパンツ。
「ほんまや。でもおねしょせーへんかったやん」
と言ったら、めちゃくちゃ嬉しそう。
「パンツで寝た。おねしょしなかった!」
たった一回のその出来事だけで、今はすっかり、パンツで寝ています。
おねしょせず、です。
打率6割だったバッターが急に打撃不振なのです。
今回の件で、こどもが持つ底力みたいなものをかいま見た気がする。
大人があーだこーだ、あれせぇこれせぇ言うたところで意味がない。
こどもが自分で「こうなりたい!こうしたい!」と思わないと意味がない。
大人がこどもに「こうなりたいやろ?こうしたいやろ?」とあざといアピールをする必要すらない。
大人はこどもの持ってる底力を信じるだけでいいのかもなぁと仙人のように思いました。
わしはそう思ったんじゃよ。
とか言って今晩おねしょするかもしれない。
そのときに私が仙人でいられるかどうかは、また別の話なのじゃよ…